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地元の恵みを一杯に凝縮した“地魚オンリー”の海鮮丼
福岡県糸島市にある直売所「志摩の四季」の一角に、地元住民や観光客から高い支持を得ているお店『志摩の海鮮丼屋』があります。
口コミや紹介記事によると、この店舗の最大の特徴は「サーモンやイクラを使わない」こと。代わりに、地元の漁港からその日揚がった新鮮な魚のみを使用する“地魚オンリー”のスタイルが徹底されているそうです。
また、ご飯、醤油、味噌などもすべて糸島産というこだわりで、“究極の地産地消”を実現しています。
シンプルなメニュー構成と圧倒的なコスパ
公式情報によると、メニューは以下のようなシンプルな構成。
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糸島海鮮丼(大・中・小)(中)(小)
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あら炊き定食
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磯っ子セット(お子様用)
日によって変わる魚の内容に合わせて、海鮮丼のネタはすべて日替わり。その新鮮さとボリュームに対しての価格は「コスパ抜群」といった口コミも多く見られます。
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その日水揚げされた“本物の地魚”が主役
レビューによれば、使用されている魚の一例は以下の通り:
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ブリ(芥屋漁港)
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ヒラマサ(姫島)
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真鯛の炙り(船越)
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ヤリイカ(野北)
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イサキの炙り(芥屋)
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フノリ(姫島産の海藻)
このように、旧・志摩町内にある5つの漁港から毎朝届く魚を使い、「本日のネタ」として海鮮丼に提供されています。
さらに全メニューに付いてくる“アラ汁”は、地魚の頭や骨から取った出汁を使った一品で、訪問者の間でも高評価です。
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糸島の水産資源を守る「地魚BANK」プロジェクト
『志摩の海鮮丼屋』を運営する株式会社いとしのいとしまは、糸島の地魚をより多くの人に知ってもらうため、筑前前原駅前で「駅前のバル」「駅前の魚屋さん」を運営。加工や保存の拠点として「地魚ラボ」という施設も立ち上げています。
また、単なる飲食店経営にとどまらず、「地魚BANK」という活動にも取り組んでいます。
これは、消費者が地魚を選んで食べることを通して、その価値を再認識してもらい、持続可能な漁業を支える担い手(=プレイヤー)を増やしていくことを目的としたプロジェクトです。
イベントなども開催されており、体験を通じて地魚のおいしさや糸島の海の魅力を伝えることに力を入れています。
飲食だけにとどまらない「地魚文化」の発信拠点へ
さらに、「美味しい地魚をこれからも食べ続けられる社会」を目指し、地元の魚を日常的に食べることから持続可能な漁業を支える「地魚BANK」というプロジェクトにも取り組んでいます。
地域資源を次の世代へつなぐ、志のある活動として注目を集めています。
知る人ぞ知る、週末限定「まかない朝ごはん」
もうひとつ注目されているのが、土日限定で提供される「まかない朝ごはん」です。
公式・口コミ情報によれば、白ご飯の上に地魚の漬け、特製煮こごり、天かすをのせ、最後に出汁をかけていただく“お茶漬けスタイル”。価格はなんとワンコイン(500円)で、「朝から贅沢」「コスパ最強」として話題を集めています。
早朝から売り切れることもあるそうなので、週末の糸島観光を予定している方はチェックしておくといいかもしれません。
まとめ|“地魚だけ”という選択が生み出す特別な一杯
『志摩の海鮮丼屋』は、見た目の豪華さではなく、地元の漁港から届く“旬の本物の魚”にこだわった海鮮丼を提供しています。
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サーモンやマグロに頼らず、すべて地元の魚で構成
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ごはんや調味料まで糸島産で揃えた地産地消の精神
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資源保護にもつながる地魚BANKプロジェクトの推進
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朝食限定の“まかない丼”など、地元密着型の魅力も多数
こうした背景から、志摩の海鮮丼屋は「本当においしい地魚を味わいたい人」に選ばれているのです。
糸島を訪れるなら、早めの時間に立ち寄って、地魚の魅力を感じてみてはいかがでしょうか?