福岡県糸島市の人気ドライブコース「サンセットロード」(県道54号・福岡志摩前原線)は、2025年8月の豪雨による土砂崩れで全面通行止めとなっていました。
しかし、9月12日(金)17時より志摩桜井大口~桜井二見ヶ浦区間で片側交互通行が再開。完全復旧はまだ先ですが、待ち望んだドライブが再び楽しめるようになりました。
本記事では、通行再開の最新情報に加えて、アクセス方法、公共交通の運行状況、そして安全ポイントまで徹底解説します。
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復旧状況(2025年9月12日時点)
土砂崩れで通行止めとなっている糸島半島の通称「サンセットロード」は、3連休前の9月12日に片側交互で通行を再開しました。
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通行可能区間:志摩桜井大口~桜井二見ヶ浦
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通行形式:片側交互通行(信号・誘導員による規制あり)
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再開日:9月12日(金)17:00〜
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全面復旧:未定(天候や工事進捗により数か月以上かかる可能性あり)
👉 大規模な迂回は不要になりましたが、渋滞や信号待ちで時間がかかる場合があります。出発前に必ず糸島市公式サイトや日本道路交通情報センターで最新状況を確認しましょう。
サンセットロードとは?絶景ドライブの魅力
糸島半島の西海岸を走る全長約10kmの海沿い道路で、まるで映画のワンシーンのような景観が広がります。
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夕日の名所
二見ヶ浦の夫婦岩と白い鳥居の間に沈む夕日は、日本の夕日百選にも選ばれた美しさ。季節や天候によって色合いが変わるため、何度訪れても飽きません。 -
SNS映えスポットが豊富
海辺のカフェやフォトジェニックな雑貨店が立ち並び、テラス席からの眺めや小道から見える海の景色は、思わず写真を撮りたくなる美しさです。 -
季節ごとの表情
春は菜の花や桜と海のコントラスト、夏は青空と真っ青な海、秋は透明感のある夕焼け、冬は静かな海と星空。四季折々に違う楽しみがあります。
豪雨と通行止めの経緯
2025年8月上旬、糸島市は線状降水帯による豪雨に見舞われ、志摩桜井大口~二見ヶ浦区間で土砂崩れが発生。道路が完全にふさがれ、全面通行止めが約1か月続きました。
公共交通の運行状況
昭和バス
2025年9月13日(土)以降
当面の間「二見ヶ浦(夫婦岩前)」のバス停は休止です。「月と太陽糸島茶房」または「PALMBEACH」を利用する必要があります。
バス停一時休止(通過)
・対象バス停:二見ヶ浦(夫婦岩前)
・期 間:9/13(土)~当面の間
・対象路線:ウエストコーストライナー、西の浦線、糸島サンセットライン
9/13からの時刻表
・ウエストコーストライナー(博多・天神~二見ヶ浦~伊都営業所)
問い合わせ先:☎ 092-407-0812(伊都営業所)
アクセス方法(車・公共交通)
車でアクセス
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福岡市内から
福岡都市高速 → 西九州道「今宿IC」下車 → 県道54号経由
所要時間は約40分〜1時間。 -
駐車場
二見ヶ浦駐車場(無料・約30台)。人気時間帯は混雑するので、早めの到着がおすすめです。
公共交通でアクセス
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昭和バス
一部運休あり。「夫婦岩前」バス停は休止中。 -
JR筑肥線 九大学研都市駅 下車
前原駅からはタクシー利用が確実です。
ドライブ時の注意点
復旧直後の道路は、まだリスクが残っています。
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落石の可能性:斜面沿いでは特に注意
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雨天後のスリップ:ブレーキが効きにくい場合あり
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海沿い特有の強風や波しぶき:視界不良の原因に
👉 「時間に余裕を持ち、スピードを出しすぎない」ことが安全ドライブのコツです。
地元の声と観光業への影響
「通行止めでお客様が減ってしまい大変だったけれど、再開して本当にうれしい」
「観光客が戻ってきてくれることが、私たちにとって一番の励み」
そんな声が多く聞かれます。観光で訪れること自体が、地域を支える大切な一歩です。
写真映えスポット
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白い鳥居と夫婦岩:夕暮れ時がベストショット
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海辺のカフェのテラス席:ドリンク片手に海を背景に撮影
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芥屋の大門遊覧船:自然の造形美を間近で撮影可能
よくある質問(FAQ)
Q. サンセットロードは全面復旧しましたか?
A. いいえ。9月12日から片側交互通行で再開しましたが、全面復旧は未定です。
Q. バスで二見ヶ浦まで行けますか?
A. 「夫婦岩前」バス停は休止中。JR筑肥線+タクシー利用がおすすめです。
Q. 雨の日でもドライブできますか?
A. 可能ですが、落石や視界不良のリスクが高まるため注意が必要です。
まとめ
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サンセットロードは豪雨による土砂崩れで一時通行止め
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2025年9月12日から片側交互通行で再開済み
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迂回は不要だが、最新情報を確認してから出発を
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車が便利、公共交通は一部運休あり
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季節ごとの絶景・地元グルメ・温泉まで楽しめる
糸島のサンセットロードは、自然の雄大さと人の営みが交差する場所。安全に気をつけながら、ぜひ糸島ならではの時間を楽しんでくださいね。