福岡の独自な日常会話を紐解きます!
福岡県で頻繁に使用される日常会話の特徴的な表現を紹介します!
福岡の地元言葉、博多弁は、そのかわいらしい響きで人気です。
福岡県の言葉の特徴の一つは語尾です。語尾に「~けん」や「~と?」などが付くことで、福岡の方言らしさが際立ちます。
タモリさん、橋本環奈さん、松田聖子さん、浜崎あゆみさんなど福岡県出身の有名人がいます。
また、芸人の「博多華丸・大吉」もテレビで博多弁をよく使用し、親しみを持たれています。
この一覧を参考に、福岡の日常会話でよく使われる表現を学んでみましょう!
この記事では、次のことが分かります。
日常会話で使用される博多弁の意味と使い方
博多弁の特徴的な語尾
50音順の福岡県の方言一覧表になっていますので、気になる表現から学ぶことができます!
あってる → やってる
例文: 昨日うちの近くでお祭りがあっててさ~!(昨日うちの近くでお祭りが開催されててさ~!)
いっちょん → 全然
例文: 数学いっちょん分からん。(数学全然分からない。)
うまむなか → まずい
例文: この明太子はうまむなか!(この明太子はまずい!)
えずい → 怖い
例文: えずい映画は嫌だ。(怖い映画は嫌だ。)
おおまん → いい加減
例文: おおまんな性格だな~。(いい加減な性格だな~。)
かたす → 仲間に入る
例文: 楽しそうだね!私もかたして~!(楽しそうだね!私も仲間に入れて~!)
からう → 背負う
例文: 遠足に行くので、リュックサックをからう。(遠足に行くので、リュックサックを背負う。)
来る → 行く
例文: もうすぐカフェに来るけん!(もうすぐカフェに行く!)
こすか → ずるい
例文: 何回もやってこすか!(何回もやってずるい!)
こぎる → 値切る
例文: 八百屋でこぎる。(八百屋で値切る。)
しきらん → できない
例文: 今日は忙しいから手伝いはしきらん!(今日は忙しいから手伝いはできない!)
しゃぁしい → うるさい
例文: ここのカフェは、しゃーしいな~。(ここのカフェは、うるさいな~。)
しちゃる → してあげる
例文: 学校まで送っちゃる!(学校まで送ってあげる!)
すいとう → 好き
例文: あなたのこと、すいとうよ。(あなたのこと、好きだよ。)
たいがい → いい加減
例文: もう!たいがいにしときーよ。(もう!いい加減にしときなよ。)
ちかっぱ → ものすごく
例文: 昨日見たドラマがちかっぱ面白かった。(昨日見たドラマがものすごく面白かった。)
つまらん → だめ
例文: ここから先は入ったらつまらん。(ここから先は入ったらだめ。)
とっとーと → とっているの
例文: 昨日のアニメとっとーと?(昨日のアニメ撮っているの?)
なおす → しまう
例文: そこの本なおしておいて!(そこの本しまっておいて!)
ならね~ → じゃあね~
例文: 今日はありがとうね!ならね~!(今日はありがとうね!じゃあね~!)
にやがる → 調子に乗る
例文: 1回勝ったからって、にやがんなよ!(1回勝ったからって、調子に乗るなよ!)
ぬくい → あたたかい
例文: 今日は、昨日と違ってぬくいね。(今日は、昨日と違ってあたたかいね。)
ばってん → だけど
例文: 雨ばってん運動会は中止だ。(雨だから運動会は中止だ。)
ばり → めっちゃ
例文: この博多ラーメンばりうまい!(この博多ラーメンめっちゃ美味しい!)
はからく → 腹を立てる
例文: 悪口言われて腹かいた。(悪口言われて腹を立てた。)
掃 (は) わく → 掃く
例文: ほうきで玄関を掃わく。(ほうきで玄関を掃く。)
やめちゃり → やめてくれ
例文: 喧嘩はもうやめちゃり。(喧嘩はもうやめてくれ。)
ゆすぐ → すすぐ
例文: 洗濯物をゆすぐ。(洗濯物をすすぐ。)
ようら → 適当
例文: ようらな人だな~。(適当な人だな~。)
よか → いいよ
例文: 「明太子こんなに貰っていいの?」「そんな、よかよか」(「明太子こんなに貰っていいの?」「そんな、いいよいいよ」)
離合する → すれ違う
例文: 狭いけん離合できんめいが。狭いのですれ違いが出来ないでしょう。
~けん → ~だから
例文: まだ小さいけん、大きくなったらこの乗り物乗ろうね
~と? → ~なの?
例文: 今なにしよっと?(今何しているの?)
~ばい → ~だよ
例文: 空が曇ってきたばい。(空が曇ってきたよ。)
~やん → ~じゃん
例文: 今日の夕ご飯ハンバーグやん!(今日の夕ご飯ハンバーグじゃん!)
福岡県の方言は、その独自の特徴や響きで知られており、特に語尾や表現が印象的です。これらの表現は福岡の方言を特徴づけ、地元の文化とコミュニケーションに深く関わっています。福岡の日常会話を学ぶことで、地元の方々とより親しみを持ち、楽しい交流ができるでしょう。福岡の方言は、そのかわいらしい響きや特徴的な言い回しで、多くの人に愛されています。